過失割合と損害賠償請求

交通事故の際には被害者側と加害者側という立場に別れるのですが、このときには問題を解決するために示談交渉というものが行われるのが基本です。

その際に双方の保険会社の担当者が交渉を進めていくのですが、保険会社から8対2の割合でというような提示をされることがあります。この割合のことを過失割合というのですが、決して相手方の保険会社が決めると言うことではありません。

過失の割合と言うことなので、加害者や被害者の双方に過失があり、その割合をどのように分けるのかと言うことが決められるのです。しかしこの割合は損害賠償請求の金額に大きく関係してきます。それはなぜなのかというと、保険金の全金額からこの割合が引かれるという仕組みになっているからです。

したがって早く問題を解決したいからと言って、簡単に話を進めてしまわないように注意します。この割合ですが、どのようにして決められているのかと言うことが気になります。それは民法第722条の第2項で決められています。被害者に過失があったときには、裁判所はこれを考慮して損害賠償の金額を定めることができると言うようになっています。

法律でしっかりと裁判所が決めると言うことが書かれているのです。しかしここで裁判所が決めるというようになっていても、裁判ごとに大きな差が出てしまっては不公平となってしまいます。したがってここでは相場が決められています。

それは今までの裁判所のつみかさねによって決められたものとなっています。裁判では次のようなことが考慮されています。歩行者やバイクや自動車や年齢などの当事者の状況が考慮されています。この他に道路の広さなどの交通状況も考慮されています。このようにして交通事故の過失割合は決められています。
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