損害賠償と生活控除率

車に乗っているときに人が飛び出してきたりしてびっくりすることがあります。このように大きな事故にならずに終わると言うことが一番なのですが、交通事故に遭ってしまうということもあります。このようなときにはまず加害者と被害者側で話しあいを進めて問題をを解決する必要があります。

ここで示談交渉が成立すれば和解と言うことになります。この話しあいでは被害者側が受けた精神的や肉体的な苦痛に対してお金が支払われるようになっています。このお金を請求することを損害賠償というのですが、死亡事故や後遺障害事故の逸失利益の計算などが行われ算出されています。

このときには支払う人の基礎収入から生活費控除率を差し引いて、ここにライプニッツ係数というものをかけて計算されるようになっています。基礎収入とは、その人の事故に遭う前の年の年収と言うことになります。しかし専業主婦や未成年者など収入を証明することが難しいという場合には、基礎収入に移管して賃金センサスの平均賃金で計算されるようになっています。

たとえばこの計算では、男性が約530万円で女性が約360万円となっています。ここで気がつくのが男性と女性で170万円程度の差があるということです。

また生活控除率にも男女で差があります。これは実際に死亡するまで生きた年数の生活費となっています。原則として独身男性で50パーセント、独身女性で30パーセントとなっています。このように交通事故の損害賠償については、生活控除率や性別などによって異なっています。
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